Measurement SpecialtiesのHTU21D、AOSONGのAM2302、AOSONGのDHT11をテストしました。
今回は温度編です。
改めて各々のセンサの仕様をまとめます。
メーカー | Measurement Specialties |
AOSONG | AOSONG |
型式 | HTU21D | AM2302 | DHT11 |
測定範囲 | -40℃~125℃ | -40℃~80℃ | 0℃~50℃ |
分解能 | 0.01℃ | 0.1℃ | 1℃ |
測定精度 | ±0.5℃ | ±0.5℃ | ±2℃ |
高精度の範囲 | 5℃~60℃ | -20℃~80℃ | 0℃~50℃ |
最大誤差 | ±1.6℃ | ±1.0℃ | ±2℃ |
電源電圧 | 1.5V~3.6V | 3.3V~5.5V | 3.3V~5.5V |
インタフェース | I2C | 独自ディジタル | 独自ディジタル |
DHT11の電源電圧の最低側は3.3Vのものと3.5Vの物があるようです。今回テストに使用したDHT11は最低側が3.3Vとセンサに記載のあるものです。
Raspberry PiはIOが3.3Vで5Vトレラントではないので、すべてのセンサは3.3Vで使用しました。
テストはHTU21Dを1個、AM2302を3個、DHT11を3個で行いました。
このグラフは10分間隔で72時間分がプロットしてあります。(グラフをクリックすると大きくなります)
計7本の線が書かれているので見えにくいですが、HTU21DとAM2302×3個はほぼ違いがなく温度計としては問題なく使えそうです。この温度範囲内では仕様通りの特性を持っていそうです。
DHT11も分解能が低いことを承知であれば変化にも追従していますしちゃんと機能している感じです。安いディジタルインターフェースの温度計としての使い道はありそうです。