M5Stamp C3とM5Stamp C3UはESPRESSIF ESP32-C3 RISC-Vマイコンを搭載するモジュールです。
ESP32-C3はシングルコア、動作クロックも160MHzで、ESP8266の後継の色が濃い様なマイコンです。
M5Stamp C3とM5Stamp C3Uの違いは以下の表の通りです。
モデル | マイコン | IO数 | ボタンIO | USBチップ | USBインターフェース機能 | 価格 |
M5STAMP-C3 | ESP32-C3 | 13 | G3 | CH9102 | Download / Serial | US$5.78 |
M5STAMP-C3U | ESP32-C3 | 14 | G9 | – | Download / JTAG / CDC Serial | US$5.50 |
価格は5個売りの1個単価としています。
どちらを選ぶかですが、価格差はほぼ無いので、無難なのはUSBチップの乗っている「STAMP-C3」方だと思います。
M5STAMP-C3U でプログラムダウンロードモードに入る方法
- M5STAMP-C3Uの電源を切ります
- センターボタン(G9)を押したままPCに接続します
- USBポートとして認識されればプログラムダウンロードができます
または
センターボタン(G9)を押したままリセットボタンを押すことでもUSBポートとして認識されます
M5Stamp C3U でUSB CDCを有効にする方法
デフォルトではUSB CDC(Universal Serial Bus Communications Device Class)は有効になっていません。C3UのシリアルポートをUSB経由でUART0としてスタートさせるには、IDEを使用してプログラムオプションをダウンロードする前にオプションを有効にしてUSB CDCにしてください。
(Arduinoユーザーはツールメニュー>USB CDC on Boot-Enabledで有効にできます。IDFユーザーはESP IDFオフィシャルドキュメントを参照してください)