Raspberry Piに温度湿度センサー(SHT10)を接続

Raspberry Piにまた新しい温度湿度センサを接続してみました。
今回接続をしたのは、「SHT10」という型式の温度湿度センサです。
SHT10
センサの製造メーカーはSensirion AGです。
基板上の上方の黒いちょっと変わった形のチップがSHT10です。
シリーズバリエーションとして、SHT10,SHT11,SHT15、リード付きのSHT71,SHT75があります。
型式の数字の一の位の数字が大きいほうが精度が良いです。
パッケージサイズは7.47mmx4.93mmx2.5mmと小さいです。
Raspberry Piとの接続は独自のシリアルインターフェースで行います。
結線は電源(+電源と0V)とクロック線、と双方向データ線の4線が必要です。
センサは全数キャリブレーション済みでデータは補正後の値として読み取れます。読み取った後、再度ちょと複雑な計算が必要です。

センサのパッケージはLCC(Leadless Chip Carrier)なのでRaspberry Piとの接続には何かしらの基板が必要です。
電源電圧は2.4V~5.5Vです。
Raspberry Piとの接続は3.3Vで使用します。
データシートにはデータ線を10KΩでプルアップして使用する指示となっています。

自分用の読み取りソフトはいろいろと公開されている情報を参考にさせて頂き新しく書きました。
試みとしてデータ線のプルアップをGPIOのプルアップ機能を使用してみました。内蔵プルアップは約50KΩとデータシート要求よりちょっと値が高めのようです。
結果としては問題無く通信することが出来ました。
小さなセンサに抵抗1本をつけるのはちょっと手間なのでこのような内蔵プルアップで動作してくれるのは大変助かります。

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