F6Aのキャブ車ですが、今更ながらリアショックアブソーバーを交換しました。
リアサスペンションの形式は I.T.L(アイソレーティッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング です。
独立懸架ではなく非常に単純な構造のサスペンションです。
今回の交換で予想に反していくつかの箇所の不具合が改善しました。
- 静かになりました。
リアサスペンションが伸び縮みする時に「ぎしぎし」と音がしていました。
交換後まったく異音はなくなりました。
- 乗り心地が良くなりました。
段差が大きいと底つき感があるほどリアサスペンションがストロークしました。
交換後はそこまでリアサスペンションがストロークすることはありません。
- コーナリング時のおかしな動きがなくなりました。
右に旋回中、リアサスペンションがストロークする様な状況の時にグリップを失った様な感じのする動きをしました。
どうやらこれは交換したサスからすると2本が均等に劣化しなかった為と思われます。(外した1本はダンパーとしての機能をほぼ失っていました。もう1本はまだダンパーとしての機能は残っていました)
車軸式の場合、2本のダンパーの劣化に差があると車体の安定性が悪くなるようです。
リアサスペンションの交換は部品代も安くまた交換費用も安価めです。
今回はリアだけ交換しましたが予想以上にいろいろが良い状態になりました。