F6Aのキャブ車ですが、暑い時期になってから信号待ちをするとガソリン臭が気になっていました。
車を止めてガソリン臭がする場所を探してみると、バルクヘッドの辺りにある丸いチューブが何本か刺さっている黒い樹脂容器辺りからニオイがします。
調べてみるとこの容器の正体がチャコールキャニスタでした。
それほど劣化する部品ではないようですが古い車ではやはりチャコールキャニスタが機能しなくなってガソリン臭がする場合があるようです。
ディーラーで部品のみを注文し自分で交換してみました。
交換は簡単です。5分はかかりません。
チャコールキャニスタ自体を上方向に引きぬくだけで工具無くクルマから外れます。
チューブは刺し間違えないように1本づつ差し替えました。
写真は交換後のチャコールキャニスタです。
外した古い方のチャコールキャニスタのニオイを確認しましたがまったくガソリン臭はしません。
変える必要がなかったのかとも思いつつ新品のチャコールキャニスタに交換したままとしました。
結果としてはニオイは気にならなくなりました。
バラしてはいませんがチャコールキャニスタにチェックバルブ(逆止弁)が組み込まれているという話もあります。
もしかしたらチェックバルブが機能しなくなっていたのかもしれません。
円満解決となりました。