夏場のエンジンが温かい時以外は何もすることもなくキーを回せばいとも簡単に始動できるF6Aのキャブ車ですが、状況に応じた始動方法があるようです。
エンジンが冷たい時は、何もせずキーを回せばかかります。
その前に1回もしくは2回程度奥までアクセルを踏み込んでおくと燃料が噴射されるらしいので条件によっては更にエンジンの掛かりが良くなります。
夏場ですがエンジンが冷たい時は特にその他季節の普段と変わりません。
ところがエンジンが十分に温まっている状態でエンジンを止めた後、再始動する時にはテクニックが必要です。特に10分程止めるとセルを10秒くらい回してもかかりません。
この様な状況を専門用語では「温間時再始動」と言うようです。
F6Aキャブ車の温間時再始動はアクセルを半分くらい踏み込んでからセルを回すという手順です。
もしかかりが悪いと後から気がついた場合でもアクセルを踏み込んでいくと掛かりやすくなります。
今更知りましたが、これで夏場も安心して乗れます。
今までは夏場の再始動にはホントドキドキしていました。