NETGEAR ReadyNAS 104導入

以前から使用してたNASの使用期間が5年を超えて動作音が気になってきたので新たなNASを導入しました。
以前のNASはMvixBOX(WDN-2000)で1TBx2をRAID0で使用していました。
5年間以上、何の障害もなく頑張ってくれました。
容量をかせぎたかったのでRAID0設定での運用でした。結果オーライでしたがデータの保護を考えるとRAID0での運用はなかなか危険な綱渡り運用でした。

今回、新しいNASとしてNETGEARのReadyNAS 104を選択しました。
ReadyNAS 104
4ベイモデルを選択しましたがディスク構成は4TBx2のRAID1からスタートです。
RAID構成はNETGEAR独自のX-RAID2で構成しました。
NETGEARのReadyNASはディスク構成を柔軟に変更することができるのでもう1本は後日追加する予定です。
2ベイモデルには液晶ディスプレイが無くこの4ベイモデルにはあります。16文字2行くらいの情報量ですが、適宜適切な情報が表示されるのでとても便利です。

HDDドライブはNETGEARの「HDDコンパチビリティ(互換性)リスト」から選ぶべきなのでしょうが、今回はあえてコンパチビリティリストから選びませんでした。
・NASの使用方法がほぼ保管用途なので消費電力が大きくうるさいと思っている高速回転のドライブを選定したくなかったこと
・前回のNASにはHITACHI製のHDDを使用し問題が無かった事もありその存続会社のHGSTの製品を選択したかったこと
上記の条件からHGSTの5K4000シリーズの4TBを選択しました。
NAS用のHDDも各社から出ていますが、ほぼ高速ドライブの様です。目的違いなのであきらめました。NAS用はNAS用途に向けて複数台振動干渉に対策をしてあったり、エラー時の動作がNAS用になっているらしかったり、カタログスペック上魅力があります。今後、低速NASモデルが出てくれることを勝手に期待しておきます。
このモデルはCoolSpinと表記され実際は5400rpm回転している様です。動作音は静かです。
コンパチビリティリストに無いHDDでも、認識、使用はできました。
SATAのHDDも最近では6TB等大きなものも出てきていますがReadyNASでは4TBまでが使用可能となっています。

手元に届いたReadyNAS 104のファームウエアバージョンは6.1.6でした。
最新は6.2.0でした。ファームウエアのバージョンアップはインターネットに接続できる環境であれば管理画面でボタンを押すだけです。非常に簡単です。

初期セットアップは容易です。
HDD2本を本体にセットし電源を入れるだけです。
RAID構成は自動的にX-RAID2で構成されます。
2本のHDDを入れて起動したためか起動後から再構築が始まりました。その後、ファイルのコピーを始めたこともあり再構築の完了までには14時間くらいかかりました。

データの引越が時間的に大変でした。
NASへのデータの出し入れはもちろんEthernetを経由して行います。
オーバーヘッドを無視しての計算ですが、ギガビットイーサネット(1000MBits/sec)でも1時間で439GBしか転送できません。
もし4TBあった場合は10時間弱かかることになります。
今回の引越し作業で古いNASからの読み込みがインターフェースはギガビットイーサネットであるにも関わらず100MBits/secを超えられず時間がかかりました。
この古いNASには1TB弱くらいのファイルがあり引っ越しはほぼ一日がかりでした。

このReadyNASは基本的な構成で凝ったことをしないならば簡単に使用出来る様に出来ています。
設定はすべてブラウザ経由ですし、操作、表示は近代的なインターフェースになっていて良い感じです。

とても気に入りました。
これからしばらくは頑張ってもらいます。

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