エアカウンターEX入手

ちょっと遅いですがエステー株式会社のエアカウンターEXを入手しました。
AirCounterEX
形状は初代のエアカウンターと同等(約82mm×62mm×34mm)です。
エステーからの放射線測定器としては3代目であり、そして一番高価なこともあり値段を気にしなければエステーから発売されている3種類の中では最良の放射線測定器となっています。
エアカウンターEXのみの特徴としては…
・検出器が高感度になりました。Cslシンチレーション式を採用しています。従来機はシリコンフォトダイオードを使用。
・高放射線量(99.9μSv/h)も測定できるようになりました。従来機は9.9μSv/hまで。
・測定下限(0.01μSv/h)も小さくなりました。従来機は0.05μSv/hまで。
・測定誤差が小さくなりました(±15%)。従来機は(±20%)
・測定時間が短くなりました(予測測定で約30秒)。
等々改良点が多数あります。
細かなところも多数改良されています。
検出器が放射線を検知した時に鳴る音もエアカウンターSは小さすぎて実用的ではありませんでしたがエアカウンターEXはちゃんと聞こえるくらいの音量で鳴ります。
初代のエアカウンターは一度測定が完了すると再度操作をしないと測定を行いませんがエアカウンターSとエアカウンターEXは電源を入れたままにしておくと継続的に測定を行い続けます。

さらなる改良を求めるとすれば液晶のバックライトの搭載でしょうか。暗いところで使用するのには不便を感じます。

これから手に入れるならば手頃な値段になったシンチレーション方式の放射線測定器であるエアカウンターEXはおすすめです。

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